Diary 浅見帆帆子の日々

July 2015

Vol.1

 一ヶ月、あいてしまいました・・・・・・まあ、こんなときもありますよね。6月の活動は、フェイスブックをご覧ください。
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さて、ファンクラブ「ホホトモ」の皆さんと「奈良・三輪山ツアー」をしました。三輪山は、奈良県の元伊勢である大神神社の「ご神山」、山そのものが神様なので、登山ではなく「登拝」となります。

今回、なぜ三輪山を行き先に選んだか、それは、数年前に私がはじめて登拝したときに、「メッセージを受け取る」という感覚を体験をしたからでしした。
 当時、私があることを心の中で繰り返しながら登っていたとき、突然、「どんどん進みなさい」とう言葉が聞こえてきたのです。正確に言うと、耳元で聞こえたのではなく、自分の心に湧いてきたという感覚でした。あまりに自然だったので、これは私が自分の頭でで考えたことなのか、どこかから聞こえてきたものなのか、よくわからなかったほどです。
 そのとき一緒に旅行していた友人が、目に見えないものからの声が聞こえる人だったので(笑)、下山のときに「今日はどんな言葉が聞こえた?」と聞いてみると、「『どんどん進みなさい』って言ってた」と言われたのです。それ、私と同じ!!! 他にも、私が登っている途中で思いついた言葉や文章が、彼女が受け取った言葉とほとんど同じだったのです。

 「帆帆ちゃんは、日常生活でふと浮かんだ、という心の感覚をそのまま実行できている人だから、もう充分に聞こえているんだよ!?」と言われ、そのときにはじめて納得したのです。「私は見えない、聞こえない(そういう能力はあまりない)」と思っていたけれど、心に湧いてくるこの感覚が、能力者の言う「メッセージを受け取る」と同じだとしたら、これはいつでもやっていること、そして誰にでもできることだな」と。結局、そこに気付くかどうかだけなのです。

……という経緯があって、今回の皆さまとの旅行を三輪山に決めたのでした。
 

まずは、この奈良県に入ったご挨拶ということで、「橿原神宮」で正式参拝をしました。

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 ここは、日本の初代天皇の神武天皇がおまつりされているところ。建物の歴史は若いですが、いつも本当に清々しく、気持ちの良い神社です。

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このエリアから一般の進入禁止なのですが、
この気持ちの良い境内のさらに奥で、正式参拝をさせていただきました。

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神職の皆さま、本当に気持ちよく
細やかにご対応いただきました。
思わぬ裏のほうまで見学させていただき、
本当にありがとうございました。

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自由時間、
ホホトモさんとカゴバッグの話で盛り上がる。
神社の境内で、物欲的なお話(笑)

今回も、バスの中では事前に寄せられたQ&Aコーナーと、
今、私が一番伝えたいことをお話しました。
バスのなかで後ろ向きでマイクを持つのにも、この数年ですっかり慣れました(^O^)/

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「辻甚」でランチ♪

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次に元伊勢の「阿紀神社」に行きました。
元伊勢とは、天照大神が伊勢神宮のある五十川のほとりに鎮座なさるまで、一時的におまつりされていた場所です。

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奥まったマニアックな場所にあるので、
あまり人の来るところではないらしく、

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みんなで畑のあいだをゾロゾロ歩いて行ったら、
地元の農家の方々にビックリされました。

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阿紀神社に向かう途中、面白い看板を見つけました。
「高天原まで徒歩5分」・・・・笑 
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高天原って、意外と近所だったとは(笑)
みんなで行ってみることにしました。だって5分って書いてあるし(^o^)丿

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全員が乗るとちょうどいっぱいくらいの丸くて平らな土地がありました。
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全員乗ったら、UFO来そう(笑)「せっかくだからなにかやろう」ということで、瞑想をしました。
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これが思っていた以上に「いい感じ」で、よくぞ見つけた!という場所となりました。考えてみると、前回来た時は少人数だったので、鳥居のすぐ近くまで車をつけることができたのですが、今回は大型バスなので入ることができず、皆さんを歩かせなくてはいけないなあと思っていたのです。ですが、歩いたからこそ「高天原」を見つけることができたので、すべては本当にベストにできているなあと思ったのでした。

夕食も、楽しかったぁ。

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明日の登拝で、三輪山の神様にお聞きする質問を考えながら、就寝・・・・zzz 


❤❤❤❤❤

翌日、さっそく三輪山へ。山に入ったら飲食禁止、撮影も禁止なので、
荷物を最小限にして(飲み水はOK)、登拝の印を首から下げて登りました。

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 三輪山に限ったことではありませんが、冒頭に書いたような「メッセージを受け取る」ためには、まずこちらから質問を投げることが大切です。「~になりますように」という一方的に完結する発信では、答えをもらいようがないので、「~~になるために(~できるようになるために、~をするために)今の私に必要なことはなんですか?」というように、向こう側(神様)から見て返答しやすい質問の形にすることがおススメです。
 質問を投げかけ、登拝の途中に感じたことを自分への答えとして受け取る・・・・・・これを、参加者の皆さんはとても上手に実践されていました。 

 たとえばKさん(仮)の場合。Kさんは「自分の仕事について、一段ステージを上げたいけれど、その方法がわからない」という状況でした。前日の「高天原」で瞑想をしたときに、Uさんの心には「高み」と「楽」という言葉が浮かんでいたといいます。「高み」とはステージをあげること、では「楽」はどういう意味だろう?とそのつながりがわからないまま、三輪山に登ることになりました。

三輪山はひとりひとりが自分と向き合いながら登るので、にぎやかにしゃべりながら登る人はほとんど見られません。Kさんもまわりの人と同じように、前の人について静かにゆっくりと登っていました。そのとき、その列を追い越して小走りで脇を通り抜けて行く私の姿が目に入り……そのときにハッと思ったそうです。

「私にとっても、今一番楽なペースは前の人についていくことではなく、もっと早く進むこと。人によって居心地のいいペースは違って当然。自分にとって楽なペースで高みに進めば楽しい」

これで、前日に思いついていた「高み」と「楽」の意味もつながったと言います。「私の中には、前の人より先に行ってもいい、という考えがなかったんですよね~!」とKさん。

 これらはすべて、Kさんの中に一瞬のうちに浮かんだ(まとまった)感覚で、後から頭で考えてこじつけたわけではありません。そしてなにより、それを思いついたときに自分のなかで妙にしっくりとした納得感が湧いてくる、これがポイントです。一瞬で思いつき(つながりが紐解け)、その後に安心感と納得感がやってくるのです。

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山から降りてきたとき。かなりグッタリ、汗だく・・・・疲れて、ほっぺがピンク。

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 境内を歩きながら、いろんなことを報告してくださった皆さん

 自分に湧いてくる言葉より、もっと偶然性を利用した受け取り方をしている人もいました。

 あることがうまくいくか心配で、「○○がうまくいくために、今の私に必要なことはなんですか?」と心の中で繰り返していたAさんは、ちょうど下山ですれ違った知らない人たちの会話から、「大丈夫よ、心配しなくて。助けてくれる人がたくさんいるから」という言葉を聞き、これが私の質問への答えだと確信したそうです。

大神神社の摂社である桧原神社まで歩きました。ここも、私が好きな神社。
お社の後ろの山から気持ちのいい風が吹いてきます。

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 さて、私が三輪山で受け取ったこととは……。

 3年前に三輪山に登ったとき、登りが予想以上にキツく、翌日筋肉痛で足がパンパンになった記憶があるので、体力のあるうちに距離を稼ごうと前半はスピードを出して登っていました。だんだんとキツクなり、「これがあとどのくらい続くのだろう、前回の記憶だと、そろそろ頂上のはず……と思ってからがものすごく長かったから、ようやく半分来たくらいかな……」なんて思っているうちに、あっという間に頂上に着いてしまったのです。あまりに早かったので、「え?もう頂上?こんなに近かった?」とキョロキョロしてしまいました。

 そのとき、ふと思ったのです。「あ、ゴール、近いな」と……。私がさっきから繰り返していた質問は、思ったより早く実現する、「え?もうゴール?ホントにいいの?」という感覚であっという間に実現するような気がしたのです。

このようなことは、三輪山だから起こるのではなく、日常でも普通に起きていることなのです。ですが、頭で考えていることが多すぎる日常生活では、そこにサインが来ているのに気付けないことがほとんどなのです。同じようにはっきりと質問をして、答えが来ることを期待し、注意を払えば、同じようにメッセージは来ているのです。

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今回の三輪山ツアーは、私も含めたくさんの人が「メッセージを受け取るのは、特別なことではない」というコツを感じられたような気がします。

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皆さま、ありがとうございました❤


2015年7月 浅見帆帆子

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