Diary 浅見帆帆子の日々

February 2011

Vol.2

茶道の初釜です。

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 私は、母娘共々ずっとお世話になっている、「このおばあさま先生のように年をとりたい」といつも思っています。 「こうあるべき」という枠がなく、いつもご自分の人生を心から楽しんでいらっしゃる…… 90才を過ぎた御歳であるのに、海外旅行もおしゃれも若い人同様に味わっておられます。 普段のお稽古のときから、美術館並みの茶器や掛け軸を使わせてくださるのですが、こちらがうかがわない限り、歴史や知識を披露されることもありません。 「形や形式は重要ではありません」なんて言いながら、実は形式にこだわっている人はたくさんいるものですが、形式の世界を十分に知っていながら、それにこだわっていらっしゃらない本当に素晴らしい方です。 楽しくおしゃべりしながらお稽古したい人にはそれなりの、私のようにみっちりと仕込んでほしい人にはそれなりの接し方をしてくださるところもありがたい……この先生がいらっしゃるからこそ、のんびり屋の私も細々と続いているのです。 

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うさぎ、拡大するとかわいい
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2011年2月 浅見帆帆子

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