Diary 浅見帆帆子の日々

April 2014

Vol.3

4月21日(月)

仕事でバリに来ました。
夜着の便なので、真っ暗ですが、素敵な雰囲気がムンムンしています。
誰かと一緒に来たいけどぉ、、笑 まずは明日からの仕事、頑張ります!(@ジ・オベロイ)

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4月22日(火)

  実は私、Bari.jpというNPO法人の理事をしています。
  その関係と、次回のバリ本の取材で、
  バリ州知事の「イ・マデ・マンク・パスティカ」氏にお目にかかりました。
  バリの神様と宗教観について、日本とバリが共鳴する点、州知事の目指す理想のバリ島、...
  バリの教育と産業のこれからなど、多岐にわたって、インタビューさせていただきました。
  一番心に残ったのは、バリの宗教観では、調和とバランスを大事にする、ということ。
  たとえば、人間同士の諸事に溺れすぎてはダメ、
  かと言って、神様ごとに浸かってばかりいてもバランスが悪い。
  両方あってこそ、この世が成り立っている、すべては調和、という話。
  本当におっしゃるとおりですね~。もっともっとお話したいと思いました。
  知事はじめ、インドネシア政府関係者の皆様、Bari.jpの皆様、
  貴重なお時間をありがとうございました。

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夕日の沈むウルワツ寺院にケチャックダンスを見に行きました。
音って不思議ですね~。この声(音?)でトランスする人がいるそうですが、ちょっと納得です。
最後は大胆に火を蹴散らして、劇場の奥の木が燃えていました。
今でも「チャッ、チャッ、チャッ」という声(音?)が聞こえるので、夢を見そうです。...
それにしても、きのうの夜バリに来て、まだ一日しか経っていないなんて信じられません。
この濃さ……すでに3,4日滞在しているような気持ちです。

 

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 4月23日(水)

 ヴィラの中で朝ごはん。いつも通りにパンケーキかワッフルにしようと思ったけど笑、
 やっぱりバリニーズブレックファーストにしました。
 ドアやカメの素朴な木のモチーフも印象的です。

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  ティルタ・ウンプル寺院の聖なる泉、「浄化」と「魔よけ」と「解毒」の効果があります。
  バリの寺院は、こんなような「心身の浄化」をうたっているところが多い気がします。
  結局、余計なものをはぎ落とし、いかに自分をピュアな状態にしておくか、ということなんでしょうね。
  その泉に果敢にも入って行った、編集のIさん(下)。さすが……編集の鏡だなあ…笑
  バッグにタオルを準備していたそうですが、「自然乾燥するまで拭いてはいけない」
  と地元の人に言われ、震えてました^^
  今日はこれが一番印象に残りました笑

 
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  4月24日(木)
 
  今日はたくさんの寺院にお参りをしました。
  日本人は滅多に行かないところばかりで、、、はじめはわけもわからず、
  言われるままの形を真似していましたが、それを繰り返しているうちに
  感じることがたくさん出てきました。
  「形をとる(ならう、なぞる)」というのは、それだけで一定の効果があるものですね。
  最後に、お米をおでこにくっつけて(左下)終わります。
  登ったり降りたり滑ったり笑、よく歩きました、、、。
  
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4月26日
これだけ寺院をまわっていると、ここはすっごく好き(また来たい)と思う場所と、
もういいかな・・・と思う場所と、はっきりと好みが出てくるものです。
写真右中は、お参り中に仲良くなったファミリーが、「ドリアンはいらない!」って言ってるのに、
なんとか渡そうとされているところ笑
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バトゥール湖の近くに、女神がおまつりされている「愛の寺院」があります。
日本の僧侶にあたる「ジェロ・マンクー」にお祈りをしていただくためにうかがったのですが、
到着してみると、なぜか、これから結婚するカップルと一緒に受けることになっており、...
カップルの関係者と一緒にお祈りを受けたのでした(笑) なぜ・・・私が・・・・? 
花嫁さん、とっても綺麗でした。
私、顔が日本よりは東南アジアの方向なので、こういう衣装、実はすごく好きなのですぅ・・・。
 
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「ジェロ・マンクー」にヒンドゥーの神様についてお話をうかがっているときに、面白いことがありました。
突然、「あなたたちは奥の祭壇に入りなさい」という神様のお告げが来たそうで、
ヒンドゥーの人たちでも滅多に入れない奥の扉が開かれ、その前でお祈りをしました。
同行しているヒンドゥー教の現地スタッフたちもビックリ。
扉の奥には慎ましい女神様の姿がありました。
日々の感謝と、なんでも好きなことを自由に自分の言葉でお願いするように、、とのこと。...
ヒンドゥー教は、感じれば感じるほど、神道と似ているところがたくさんあります。
ずっと裸足でお参りしていたので、足の裏が真っ黒(^o^)
それにしても、不思議だったなぁ。ヒンドゥー教を知るために来たわけではなかったはずなのに、、
「私は一体、このインドネシアの島で、真っ暗闇の中で、こんな格好をして、なにをしているのだ?汗」
と思いました。まぁ、縁があったということですね笑
 
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4月28日
ひとおりのスケジュールをこなし、あとはホテルでのんびり・・・と思っていたら、なんとお腹を壊してしまい、
熱が出て・・・、そのまま悪化して・・・結局、お医者さんが来てくださいました。
現地のコーディネーターさんが信頼しているインドネシア人のお医者さんなのですが、
とても丁寧で英語も綺麗で安心しました。そして、その薬を飲んだら一発で治ったぁ(笑)...
私、お腹が弱いので不思議ではないのですが、皆さんと同じものを食べているのに、これ(泣)……
少しペースを落とそう、と思いました。
バリに来るまでもずっと忙しくて寝不足だったしなあ・・・。
バリ最後の学びは、「やはり健康第一……無事に感謝」でした。
 
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2014年4月 浅見帆帆子

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