Diary 浅見帆帆子の日々

September 2006

Vol.1


    九月に入り、ようやく朝晩は少し涼しくなりましたね。夏の終わりはなんとなく寂しく感傷的になるものです
   が、それもしみじみと味わい深いものです。ハワイに住む友人が「ハワイに住むことで嫌なのは、夏の終わ
   りの寂しさを感じられないこと」と話していました・・。

    さて今年の夏は、新刊の執筆のために軽井沢にこもっていました。集中力がきれると東京に戻り、東京の
   仕事が終わると軽井沢へ・・・・を1週間おきくらいに繰り返しました。
    今の時期、昼間の庭には猿の大群が現れます。

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     子連れを含めた30匹ほどのチームでやってきて、しばらくのあいだ庭を転げまわり、最後に体の毛づくろ
   いをして、静かに去っていきます。私とお猿さんたち、刺激を与えず、相手の生活には入り込まないように
   しているので、お互いに人畜無害です^^

それにしても、人の家のテラスでリラックスし過ぎだと思いませんか?

 

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あるときは、キジもやってきました。近くに「野鳥の森」があるからでしょうか? 色がとても鮮やかです。じっと草むらにうずくまり、林の奥に消えていきました。
 次は、たまに夜中にやってくるイノシシの写真をねらっています。 


    軽井沢での仕事のあとの夕食は、居心地のいいお気に入りのお店に足が向かいます。
    中でも好きなフレンチレストラン「プリマヴェーラ」。今まで食したフレンチの中で3本の指に入るのでは?と
   勝手に思うほどのお味です。量もたっぷりとしていて気取りもなく、オーナーシェフの小沼さんのお人柄も素晴ら
   しいので、何度でもリピートしたくなるところです。

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     セラーに続くドアの横には
    木製の天使がかかっていました。
       この天使、私好みです。

セラーに続く  入り口を入ってすぐの試飲ルームには、思い入れのあるワインとオーナーの歴史が飾られています。テーブル代わりに使用しているのは、スイスの婚礼で花嫁さんが衣装を入れるのに使われている長持ち。200609_7.jpg

 奥の奥の、そのまた奥までワインの道が続いています。
今日は、お勧めされるがまま(笑)の白ワインにしてみました。
 

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2006年9月 浅見帆帆子

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