Diary 浅見帆帆子の日々

May 2012

Vol.1

 緑の香りがいっぱいの5月……しばらくご無沙汰してしまいました。最近、気楽なちょこっと写真をフェイスブックに載せてしまっていて、ついこちらがお休みがちに・・・ごめんなさい。

 GWは、8日間、軽井沢にいました。

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 5月の軽井沢は、まだしっとりと肌寒いので、暖炉を燃やしました。家の裏に積んである古い薪を夏の前に
燃やし切ることが、今回の母の仕事だそう。軽井沢に来るたびに、あそこのペンキを塗り変えよう、とか、
庭にお花の種を撒こう、とか、いろいろと楽しみな「家の仕事」があるのです。
 私はたいてい、「ネット環境がなくてもできる仕事」と、ファンレターを持ちこみます。庭でゆっくり読者の皆さま
からの手紙を読むのがリラックスタイム。

2012-5-2.jpg 今回の私の仕事のひとつ^^
昔の日記を燃やしました。
 

 
 

  家の物置を整理していたときに、中学から高校時代の日記が大量に出てきました。ちょっと読んでみたら、
恥ずかし過ぎる内容で(汗)、これを今誰かに読まれたら死んじゃう、と思って(笑)。フェイスブックに「もったいない」
とか、「なかなか捨てる勇気が出ません」というようなコメントをたくさんいただきましたが、それもわかるなあ・・・・・・
そう思って今までなんとなくとっておいたのです。
 でも、昔のものには、当時のエネルギー、特に日記は、当時の濃い思いがそのまま残っている気がしたのです。
嬉しいことや楽しいものだけならいいですが、学生時代によくある、友人とのちょっとしたすれ違い、そのときの気持ち
や、もらった手紙なども貼ってあったので(ずいぶんマメに残っているものです)、思い切って、おさらばしました。
よく、神社仏閣などで、一年の終わりに、その年のお守りや古いものを燃やす「お炊き上げ」がありますが、1年くら
いで一新させる必要があるとすれば、何年も前の「特殊な思い」が詰まっているものなんて、すぐに燃やさねば・・・・
という気持ちになったのです。
 
 そうそう、暖炉の手前に焼き芋を入れていたのですが、日記に夢中で出すのを忘れ、気付いたときには「炭」に
なっていました・・・・・・日記と一緒に焼き上がった焼き芋って、どうなの?とも思っていたので、まあいいか・・・。

 
 今回の滞在では、ずーっと食べてました。特に友人ファミリーが遊びに来た3泊4日のあいだはひどかった(笑)
 毎朝たっぷりのブランチから始まり、ダラダラとお菓子やフルーツをつまんでいるうちにおやつの時間になるので
ティータイム、すぐにディナーの時間でしっかりしたコースをいただき、果てしないおしゃべりの夜は果てしなくお酒
とスィーツでした・・・。
 「食べ過ぎ星人」という言葉がはやりました。「私たちの守護霊には、食べ過ぎ星人がついてるね」と。
「食べ過ぎ星人」はただ食べているだけで害はないのですが、エラそうなことを言うと「食べ過ぎ聖人」になり、妙に
現実的な発言をすると「食べ過ぎ成人」と言われてその真似をしないといけないという・・・・・・ただの酔っ払いの
会話でした。 

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今年も「プリマヴェーラ」に行きました。
やっぱりおいしいです。
自宅で食べ続けた夜も→
 
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お料理が得意な女子がいたので、
冷蔵庫にあった食材だけで、
30分足らずで完成(驚)
 

そういう食べ過ぎ星人が集まっていたので、毎日お散歩しました。
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 旅行のあいだって、なにをするわけでもない軽井沢でも、妙に気持ちが充実しています。それは多分、
「今日の目の前のこと」だけに集中できているからだと思うのです。東京にいると、常に先のことを考えていたり
して、楽しい場でも「心ここにあらず」になりがちなときがあるのですが、旅行のあいだは、「今ここ」に
全力なんですよね。すると自然に、新しい「いいこと♪」や、仕事のアイディアが浮かんだりするのですよね~。
楽しい仲間と「ゆるい状態」を味わうと、枠が外れて心の声に敏感になるのだと思います。
 日常生活でも、毎日の予定は忙しくても、心はこのゆるい感じで過ごせばいいんだなと思いました。


2012年5月 浅見帆帆子

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