Diary 浅見帆帆子の日々

June 2012

Vol.5

Oggi(7月28日発売号)で、書道家の武田双雲くんと対談させていただきました。
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いやあ・・・・・・面白かったです(笑) なにが良かったかというと、双雲くんが基本的に私の考え方とまったく
同じなので、表面的な質問や言葉の説明などはなく、いきなりすっごく深い話ができたことでした。
その考え方を基本にして、「じゃあ、こういうときはどう?」とか、「そこでこういうことが起きたら、どうする?
僕はこうなんだけど・・・・・・・・」というように、仕事についても夢の実現についても、結婚や恋愛についても、
実生活に合った経験を話すことができました。 恋愛についても、こんなに詳しく話したのは初めてかも
しれません。
 20代後半から30才を過ぎるころ、「私が一生のパートナーとして好きになる人(理想の人)」をじっくり
考えてみたら、「それって、すごく狭き門かも・・・」と思ってしまった時期がありました。全体から見たら、
本当に数%……というか、「それ、出会えるのかな(汗)、難しいかも」と、感じたのです。その時期の話や、
そこからどうやって抜けだしたか、というような、これまで聞かれることがなかったので話したこともなかった
テーマがたくさん出てきて、とっても楽しかったのです。
 また、インタビュアー&編集者として企画を担当してくださっている田中美保さんのつっこみや本音の質問
が最高・・・・・・このコーナーは田中さんありきだと感じました。しばらく続いた恋愛トークから一転、「今の私の
夢は、アジア平和なんです」と言ったら、恋愛話とギャップがあり過ぎたらしく、「アジ、アジア平和?」
と噛んでいらしたのにも笑いました。

 双雲くんも昔から「アジア平和」を口にしているひとり。「アジア平和」と言った途端に「壮大な夢」とか
「大きなこと」と思われがちですが、実は個人的な夢もアジア平和という夢も、思い方は同じなんです。
どちらも、そこから思い浮かぶイメージにワクワクする、ジーンと感じ入っているその感覚は同じです。
 私は、大学卒業後のロンドン留学から帰ってきて、なにをしたらいいのかわからなかったとき、
「自分が一番居心地良い状態で仕事をしている姿」をイメージしていました。仕事の種類や方法は
まだわからない、でもとにかく「自分が幸せを感じる状態での仕事」のイメージです。あのときの
「理由はわからないけれど、たしかにそう感じる」という、漠然としながらも強い確信と、「アジア平和」の
イメージは似ているのです。ですから、夢に大小はなく、それを自然と思い描けるということは、自然とその
方向に流れて行くのだろう、と思っています。

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 このコーナーでは、自分のターニングポイントや未来、お気に入りの文字などを一字で表現するのですが、
(それも5つも!)、おかげさまで準備していたものとはまったく違う漢字になりました。人前で字を書くのって、
緊張しますよね~。書きなおしても上手になるわけではないので、ほとんど一枚目を採用!
 一番最後に双雲くんが、私からイメージする一文字を書いてくれるのですが、これが思わぬ一字で、とっても
気に入っています。書いている本の内容から「運」とかになったら、ちょっと・・・・・・なんて思っていたのですが(笑)、
はじめからその文字が浮かんでいたそうで、嬉しかったです。詳しくは7月28日発売のOggiで!
 


2012年6月 浅見帆帆子

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