Diary 浅見帆帆子の日々

November 2010

Vol.4

11月12日(金)

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フィレンツェから移動。
この格好でトランクに
座っていると
ママさんに怒られる。
後ろにひっくり返りそうで
恐いって。

  4泊したフィレンツェから気分一転、アマルフィ海岸へ移ってきました。
 
ナポリ駅からの海岸沿いの道は素敵だった。海がキラキラしていた。
 
でも感覚としては、東京から伊豆や鎌倉に行くときの海岸沿いの道という感じ。 
 
建物が崖にはりつくように並んでいることと、すれ違う人がイタリア人だから「外国」という感じがするけど、
 気候が似ているせいか、木や植物はかなり日本に似ている。
 植物が似ていると、景色の雰囲気が似てくる……つまり、結構日本に似ている(笑)。
 
ちょっと熱海?」とか、ママさんもつぶやいている。

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マルフィでのホテルは「Santa Catellina」。

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 海に向かってベランダがひらけている、とても気持ちの良い部屋だった。
 床のタイルが水色。お風呂場も、広くてゆったりしている。

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テラスで乾杯。フルーツを食べる。この目の前の海は地中海……。

 

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下をのぞくと、突端にプール
たしかにあのプールの感じは
アメリカのリゾートじゃなく,

「地中海」という感じだ。
もちろん、熱海でもない(笑)。

 

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  夜ご飯はホテルのレストランで。 
  
ヨーロッパって、草花の使い方が本当に上手。ここのレストランも、天井にツタがからまっているのにちっとも汚い感じが
 しないし、(これはきっと湿度の違いだろうな)窓辺の花も、一年中きれいに咲いている。きれいに咲いている、というのは
 「整っている」ということではなくて、とても自然に無造作に咲きほこっている、という意味。こういうの、すごく私好み。 
  
ママさんは、軽井沢でやろうとしている庭の計画をいろいろと話していた。
  
外国に来るといつもそう。いろいろなもの、特にインテリアやジュエリーやガーデニングに刺激を受けて、帰国すると
 精力的にいろいろな改造が始まる(笑)
 
 だから、いい旅行をしているときって、帰るのも、それはそれですっごく楽しみ♪ となる。

 

11月13日(土)

  今日は、カプリ島へ行った。
  
青の洞窟へ入るボートはオフシーズンだし、カプリ島へ行く船が出る港までも、バスで1時間以上かかるので
 行かなくてもよかったんだけど、
  
「せっかくここまで来たから行こうかぁ……」
  
「そうよね。ここまで来て、面倒くさかったから行かなかった、っていうのもね(笑)」
 
ということで、1時間以上バスに揺られ、そのあとさらにボートに揺られてカプリ島へ行ったけど……あの島は
 絶対に夏に行ったほうがいいと思う。お日様がいっぱいだったら、お店が全部開いていて賑わっていたら、
 とっても華やかで気持ちの上がる島だと思う。
  
家の表札に使われているタイルとか、門扉とかとってもセンスがよくて、はがして持って帰りたいようなのが
 たくさんあったなあ。それから、ベビー服のお店。開いていないのでへばりついて見た。

 

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こういう洋服、子供に着せた~い❤

  
 そうそう、ちょっと不思議なことがあった。
 ソレントからカプリ島へ渡る船着場で、
ママの亡くなったお父さん(私の祖父)にうりふたつのイタリア人に会ったのだ。
 
その人を、遠くに見つけたときから、「見てあれ。お父さんみたい」 とママさんがつぶやくほどそっくりだった。
 その人は、
だんだんと私たちに近づいてきて、カプリ島のことを話し始めたのだけど、見れべ見るほどおじいちゃまに
 似ている。
祖父は、もともと外国人の血が混ざっているような顔だったのだけど、イタリアの顔だったんだね(笑) 
 
このおじいさんに会ったから、カプリ島に来てよかった。 

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思わず写真を撮った。
本当によく似てる。

honntou

  

  11月14日(日)

きのうの夕日

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2010年11月 浅見帆帆子

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