Diary 浅見帆帆子の日々

January 2012

Vol.1

 明けまして、おめでとうございます。

 2011年は私にとって「覚醒」の年でした。特に後半の11月と12月! 自分自身の活動を「アジア平和に
焦点をおいて進もう」と本気で意識し始めたら、身の回りの生活の流れが加速しました。
「そっちに進んで正解」というお知らせであるかのような事柄がたくさん起こり、初夢もそれに関係ある映像を見ました。

 今年は、ズバリ、いろいろな物事の基準が「愛」になっていくと思います。「愛」と一言で言うと、
そこにいろいろな意味が生まれ、語る方向によっては違うニュアンスになってしまうこともありますが、
多くの人が「これまでと違う変化」を察知していると思います。
 「すべての基準が愛になる」という変化の始まりは、2011年3月11日の地震以降、加速したように感じます。
地震にともなう災害だけではなく、世界中が注目する「未来の原発」という問題が表面化しました。
それぞれの国が、人類と地球の未来にとっての「本当の開発」へ、見直しや再確認に取りむきっかけになりました。

 たくさんの「揺さぶり」を経験した結果、それぞれの人が日常生活で「自分の本当にやりたいこと」に進み始め
ました。「いつか」と思いながら始めていなかった自分の夢に進み始めた人もいれば、勇気がなくて変えることが
できなかった環境を変化させた人もいます。簡単に言うと、「自分の人生に真剣になる人が増えた」ということです。
 その原動力は、新しく覚醒したことだけではなく、それまでも自分の心の奥底にあった思いだったはずです。
 それが、「社会の常識」や「自分の思いこみ」や、恐れや不安などで妨げられていただけで、自分の本音が
感じていることは、実は真実を伝えている、ということに気づいた人が増えたのだと思います。

 社会を眺めてみても、他者を落とす競争や、対立や奪いあいの心で動くものは、企業や団体レベルでも、
個人レベルでもうまくいかない時代になっています。これまでも、その「愛」の基準に気づいている人たちは大勢
いましたが、ひとりひとりが自分の生活で実践していくことによって、これまで以上のスピードで変わっていく
と思います。

 同時に、「見えないもの」とされるような人間の霊性の部分についても、認める人が増えました。たとえば、
直観や偶然の一致、夢のなかで見ること、ふと感じる感覚などを認め、それを「意味あるもの」として
受け止める人が増えています。経済人や科学者、あらゆる職業の人たちの話やブログなどにも、
人間の霊性の部分について認め始めた私見が数多く見られます。
 これまで常識だったことが非常識になり、これまでなかった新しい考え方が常識になりつつあるのです。

 これまで、私はHPにはこの手のことはかなり遠慮して書いていたのですが、(この部分は本に書けばいいと
思っていたので……)今年は、どんどん書こうかな、と思っています。

 昨年12月の半ば、神社庁主催の「式年遷宮に向けて」の講演会で講演をさせていただきました。
2012-1-1-1.jpg

 伊勢神宮は、2013年に20年に1度の式年遷宮を迎えます。
 式年遷宮の意味、なぜ、まだまだ充分に使えるお社を20年に1度という短いスパンで建て直していく必要があるのか、なぜ今日本だけでなく世界中から伊勢神宮への参拝客が急増しているか、神道の方向から入った「宇宙論」について、私なりにお話しさせていただきました。

 後半のトークショー。
左)田中恆清氏(神社庁総長) 右)河合真如氏(伊勢神宮参事)。


2012-1-1-2.jpg

後半のトークショーでは、田中総長のダジャレが光っていました!! 「え?こんな打ち合わせあったっけ?」という
予定外の方向へすべてが進められましたが、トークショーはそれが一番面白いですよね(笑)。
 河合氏から私への質問は 「よく本に登場してくるダイジョーブタについてですが……」と意外なところから始まり……
ですが、3人のすべての話が不思議と最後は「宇宙論」につながっていくので、会場から拍手が出ました(爆笑)

 講演の後、神社庁の方々と会食をいたしましたが、ここでの会話も実に面白かったです。
2012-1-1-3.jpg

 

バチカンのローマ法王が主催される世界の宗教会議に、神道の代表として参加された田中総長のお話に始まり、
世界の宗教をひとつにすることについての問題点、今後の展望、宇宙につながる話、
私流に言うと「この世の仕組み」的な話など、う~ん、録音したいくらいだったなあ……(笑)
 すべての人が、それぞれの立場で、今目の前にあることに真剣になっていくことで世界を変えていくことができるな、
と再確認しました。

本年もよろしくお願いいたします。  


2012年1月 浅見帆帆子

ページの先頭へ