March 2009
2月末、久しぶりに講演会をしました。(@大阪)
今回は協賛の会社が「日本絨毯」さんということもあり、インテリアについての話題が多くなりました。
私がロンドンに留学していた時代に感じたこと、感動したこと、「本物を見る」という意味で現地で学んだこと、
日本人のインテリアに対しての感覚やコーディネートのコツなどを、スライドを交えて話させていただきました。


「センスを口で説明する」というのは、とても難しいことだと思います。
人にはそれぞれの好みがあるので、個人のセンスの押しつけになってはいけないからです。
ですが、全体的に日本人は「衣食住」のなかで「住」に対してかける思いが少ないと思います。
思い入れはあったとしても、「ただお金をかけて高級家具を入れること」「高級素材を入れること」と勘違いしている場合も多いと思うのです。
インテリアに気を配るというのは、「お金をかける」こと(だけ)ではなく、もっと「自分の個性を出す」ということだと思うのです。
たとえば洋服を購入するときには、何回か試着をして、自分が持っている洋服と合うかどうか、
かわいくても自分に似合うかどうかを考えて購入しますよね。
さらに、その一品に合う小物や全体のバランスが重要です。インテリアも同じです・・・というか、
簡単に取り替えることができないのですから、もっと時間をかけて妥協せずに選ぶべきだと思うのです。
そのひとつの家具だけを見れば素晴らしくても、それを生かすには、他のもの、壁紙、カーテン、絨毯、などもトータルで考える必要があります。
ところが、思い入れのある家具以外のものは、
いくつかカタログや、数回の下見の中から無難な
ものを選び、「まあ、これでいいかな」という感覚で
簡単に決めている人が多いように感じるのです。
無難なカーテン、無難な絨毯、無難な家具をとりあえず選んでいけば、ほかの人の部屋と変わらない「無難な部屋」ができあがるのです。
隣の誰かと変わらない、個性のない部屋です。
日本は、自分の部屋を人に見せる、という感覚があまりありませんが、
「部屋は、自分の個性を見せる場所」だと思います。
そのために気をつけることは・・・・・・・・・
という話をさせていただきました。 |
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講演後、人数限定でサイン会をしたのですが、大阪の方々のエネルギーには驚き、
深く感動しました。
良い意味で押しが強く(笑)、すべての話に
オチがあって、本当に面白いのです。
大阪が大好きになりました♪ |

プレゼントに、圧倒的に食べ物が多いのも特徴的でした。
その中で特に感動したのが
このみたらし団子です。もっちもちの外側をかんじるとトロンとみたらしがあふれてきて、
美味~♪ 一気に全部いただきました。ずっしりとしたクロワッサン(三日月屋)もおいしかったです。

講演会の前に、ファンのRさんと素敵な時間を過ごしました。
Rさん曰く、私の本のおかげでお子さんに恵まれたそうで、そのお子さんに帆々夏ちゃんという名前をつけてくださり、
今回、初のご対面が実現しました。
いつも言うことですが、それは私の本のお陰ではなく、Rさんご本人の力なのですが、単純にうれしい気持ちです。
これまで、「帆々」という名前に外で出会ったことがなかったので、「帆々ちゃん、かわいい~!!」なんて言いながら、
恥ずかしくなりました・・・・×××


ここで、Rさんから今回のHP用に届いたメッセージを載せさせていただきます。
大阪在住の、Rと申します。
帆帆ちゃんと同級生である私が、彼女の書籍『あなたは絶対!運がいい』と出逢ったのは、24歳の冬。
ちょうど、帆帆ちゃん自身が、この本を執筆された年と同じ、
今から、約8年前のことですが、この書籍と出逢えたことは、
まさしく、タイトル通り、『私は絶対!運が良かった』と、
思っています。
なぜならば、この恩書との出逢いがなければ、
全く違った人生を送っていたことは、間違いないから・・・
帆帆ちゃんの本を、初めて読み終えたときの感動は、言葉にできないほど。
体中に、電流が走ったように、一瞬で、私はとりこになりました。
とてもシンプルでわかりやすく、
それまで疑問に感じていたことがすーっと溶けていく、まさに、そんな感じ。
帆帆ちゃんの言葉がどんどん自分の中へ吸い込まれていく・・・
彼女からは、
「起こることは、すべてベスト。」
「自分のまわりに起こることは、全て自分が招き寄せている」
「人との巡り合わせ、すべてのことに感謝」といった、
人生でとても大切なことを教えてもらいました。
わかっているようで、わかっていなかったこと。
難しい専門用語がぎっしり並んだ本とは違い、帆帆ちゃんの言葉だと、スルスルと理解ができ、心の底に響く、心地よい言葉に、
グングン引き込まれていき、気づけば、帆帆ちゃんの書籍は、
すべて手に取るようになりました。
中でも、「毎日ふと思う」シリーズは、等身大の帆帆子さんが描かれていて、
同い年のわたしにとって、共感できる内容も多く、
「ビビっ」ときたものは、自分の日常に取り入れたり、楽しみながら読めるので、大好き。
どんどん、帆帆ちゃんワールドに夢中になるなか、
「いつか帆帆子さんに会ってお話しがしたい」、
「子供ができたらほほちゃんと名付けたい」が、
口癖になっていました。
帆帆ちゃんのお陰で、どんなことがあっても前を向いて歩けるようになり、
人生のパートナーにも出逢え、順風満帆だったのですが、結婚して3年経っても子宝に恵まれず、葛藤の日々を送っていました。
物事をありのままに受け止め、自然の流れに任せよう!
そうは、わかってはいるものの、
「まさか、自分は子供ができない体質なのかも……」と、
不妊治療に行くか、でも、不妊治療って、辛いというし・・・
なんて、不安が拭えない日々を過ごしたこともありました。
そんな矢先、大好きな帆帆ちゃんのサイン会が、都内で行なわれるとの情報が。
大阪で、もんもんとしていても、しょうがない!と、
大阪から、東京へ行くことを決め、帆帆ちゃんに会いにいったのが、いまから約2年前。それをきっかけに気持ちを切り替え、
『執着しない!もし、できても、できなくても、起こることはすべてベストだもの。
どっちでもいい!!とにかく、当たり前だと思っていること、すべてに、感謝、感謝!』
というスタンスで、毎日を楽しんで過ごすことに専念しました。
・・・すると、やはり帆帆ちゃんの言うとおり、
執着を捨て、忘れたころに願いが叶う…!
あんなに欲しい欲しいと思っていた赤ちゃん。
忘れていたころに、本当に、そのとおり赤ちゃんができました。
「これはこうあるべき」という枠をはずし、心が楽しいと感じることをする。
「今を楽しむこと」が結果的に「意識」や「心」の持つパワーを強めてくれて、
うれしいことだけを引き寄せてくれるんだと、あらためて実感しました。
これは全て、帆帆ちゃんの本に書かれてあることで、
これを知らないで生活していたら、きっと子宝に恵まれることなく、悩み続けていたかもしれないと、いつも感じています。
待って待って、待ち望んだ我が子だったので、
名前を付けるなら、ずっと友人に言っていた「ほほちゃん」にしたいなぁと思いました。
性別は、生まれてみてからのお楽しみ、にしていたので、
どちらが生まれるのか、わからないままの妊婦時代。
夫と相談して、男女共に候補を3つづつ挙げて、
生まれてきた赤ちゃんの顔を見て決めよう!
ということにしていました。
紙に何度も書いて、繰り返し声に出してみて…
何度も何度も、夫と試しました。
いざ、生まれた我が子をみて、性別が女の子とわかった瞬間、
「ほほちゃん…」と、やはり本音で思ったので、
3日間、夫とともに考えましたが、
「帆帆子さんのように幸運に満ちた人生を送ってほしい。」
と、『帆々夏』と名付けました。
「2分の1の確率とはいえ、女の子が生まれるなんて、これはすごい!」
と、友人も驚いていました。
漢字は、帆帆子さんも私も夏が大好きで、躍動感がある元気なイメージなので、止め字を、『夏』にしました。
我が子を「ほほちゃん」と呼べることは、
それだけで本当に幸せです。
愛おしい命を、慈しむ毎日。本音で素直に今を楽しむ。
シンプルでわかりやすく、誰でも運のいい人になれる!
本当に、すべてが、帆帆ちゃんのおかげです。
帆帆ちゃん、ほんとうに、いつもありがとうございます。
これからも、娘の、帆々夏の成長と、幸せを一緒に見守ってくださったら、ほんとうに、嬉しく思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
感謝をこめて。 ・・・一生、帆帆ちゃんが、大好きです。
2009年3月 