Diary 浅見帆帆子の日々

July 2007

宵山 京都祇園祭の「宵山」に行ってきました。
 祇園祭は八坂神社のお祭り(日本三大祭りのひとつ)で、ハイライトは17日の山鉾巡業ですが、お祭り自体は7月のはじめから1ヶ月もかけて行われているんですね(驚)。山鉾巡業の前夜祭として行われる「宵山」(14日~16日)は、お囃子あり、夜店ありで、とても雰囲気がありました。
 当日は夕方から浴衣姿の人が街にあふれ、お囃子の音色が響いて、とても涼しげでした。台風4号の影響で雨が降っていたのですが、これが幸いして「こんなにゆっくりと写真が撮れる宵山は珍しい」とのこと!



街にはいくつもの「山鉾(やまほこ)」が
立っています。

祇園囃子
山鉾

ここで祇園囃子が奏でられています。
乗っているのは若い男の子たち。


山鉾の上に登らせてもらいました。
お供え物や重要文化財なども並んでいます。
 
山鉾の上
山鉾の上


重要文化財の屏風や着物など重要文化財の屏風や着物など

歴史あるお宅では、重要文化財の屏風や着物などを公開しています。


新しい浴衣
数年ぶりに、浴衣を新調しました。
絽で絞りのトンボの帯が気に入っています。

 夜は、料亭「阪川」に連れて行っていただきました。「今、京都で予約の取れない店」だそうです。水茄子、稚鮎はもちろん、鱧(はも)と松茸をしゃぶしゃぶのようにお湯にくぐらせて酢だちでいただくお料理には、本当に感服でした。

 こんなお祭りが東京にもあったら隅々まで満喫するのに・・・・・・なんて思いましたが、考えてみたら、東京にも三大祭のひとつである神田祭りがありますよね・・・・・・。私が東京のお祭りに行ったことがないように、案内してくださった京都の方やタクシーの運転手さんなどにも「祇園祭には行ったことない」とつぶやいていた方がいらっしゃいました。案外、地元のことには興味が薄くなるようです。一夜漬けですが、このお祭りの雰囲気!やっぱり日本の夏は最高です!

2007年7月 浅見帆帆子

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