Diary 浅見帆帆子の日々

November 2005

 陽射しがさわやかな季節になりました。朝起きて、ベランダで伸びをするときが最高です。「うう~、寒い」という朝がいつ来るかとヒヤヒヤしていますが、今日もまだ大丈夫のようです。

 このたび、HPを全面リニューアルいたしました。すでに御存知の通り、こういうことに本当にのんびりしている私ですが、制作の皆様のご尽力で、満足なHPになりました。
 今回のトップページは秋バージョンにする予定だったのですが、なかなか良い画像を撮ることができず、結局、先月タイに旅行したときに撮った「夏の終わりのプールサイド」になってしまいました。今までのトップページを振り返ってみると、(トップページのバックナンバーが見られるようになりました!)やはり、季節感を取り入れたほうがいいなあ、と思います。

軽井沢での一枚 秋バージョンを撮るために行った、軽井沢での一枚です。
 皆さん、もみの木に赤い実がなることを御存知でしたか?
 わたしはまったく知らなくて、庭のもみの木に猿が群がっているのを見てはじめて知りました。クリスマスのリースについている、小さな赤い実がありますよね? あれに似ています。物語の中に出てくるように、プッツリと小さくてかわいいです。猿が食べているということは、おいしいのかもしれません。

 そうそう、猿といえば、今年は山からたくさんの猿が降りてきて、我が家にも侵入してきました。ガラス戸のこちら側にバナナが置いてあり、それを狙って、猿の親分が足で網戸を蹴破っているところを見てしまったのです。やはり、猿にはバナナです。
 追っ払うお宅もあるようですが、一族でやってきて、親分が餌をとってくるのを庭でジッと待っている小猿たちを見ていたら、かわいそうになってきて、家の中に入らないでくれれば、庭の植物は食べ放題にさせています。「さあさあ、たんと食べなさい」という気分で、テラスのブランコに座って眺めています。
 猿たちも、お腹がいっぱいになった後は、一列に並んで静かに去っていきます。一番先頭を歩くボス猿が、私たちのことを振り返って頭を下げたように見えたのですが・・・・・・、これは多分思い込みです。

ますます充実したHPになるよう心がけますので、
         今後とも、お暇なときにはフラッとのぞいてくださいませ。


2005年11月 浅見帆帆子

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September 2005

 月に一度、「王様の晩餐会」というのをしています。メンバーの中にいる「王様」と一緒に、おいしいものを食べに行く・・・・・・それだけの会です^○^
 国内の有名店6000店を制覇している「王様」、敷居の高い老舗の板前さんにも認められている舌をもつ「王様」・・・・・・に対して、他のメンバーは「ここに行きたい、あれが食べたい」とわがままを言っています。

 先月は、「ミーハーどころ」ということで、「ジョエル・ロブション」でした。あの有名な「17品コース」をいただきました。一皿一皿に凝縮されたワザには驚きますが、1portionの量が少ないので、なにを食べたのかあまり印象になく・・・・・・、写真を見ても、なんのお料理かわかりにくいでしょ?(笑)

お料理1お料理2お料理3
お料理4お料理5お料理6
お料理7お料理8お料理9
お料理10お料理11お料理12
お料理13お料理14お料理15
お料理16お料理17


王様の晩餐会 というよりも、おしゃべりに夢中だったのです。6時半に始まり、お店を出たのが12時過ぎ・・・・・・なんと6時間も経っていました。6時間といえば、日中の半分!  そのあいだ、ずっと食べたり飲んだりしていたとは、自分でもあきれます。

2005年9月 浅見帆帆子

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August 2005

 今年の夏は、本当によく花火大会に行きました。
7月17日 横浜開港記念みなと祭り  横浜港まん前の友人宅(屋上)で
8月15日 熱海花火大会  熱海港まん前の佐藤富雄先生のご自宅で
8月13日 東京湾大華火祭  東京湾まん前の友人宅(40階)で
8月20日 二子玉川花火大会  ちょっと離れた友人宅(屋上)で

 花火はやっぱりいいですね、日本の夏はこうでないと。真上に降ってくる花火を見ながらの宴会は、毎回すごい盛り上がりでした。

 熱海の花火大会で、「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」を書かれた佐藤富雄先生のご自宅にお邪魔しました。これに続けて「愛されてお金持ちになる魔法のカラダ」という本もあるので、題名と内容から、かなりギラギラとした40代男性を想像しがちですが、実際は73歳の温厚なおじいさまです。医学博士、理学博士、農学博士であり、在熱海ルーマニア名誉領事でもある方です。
 ご趣味はスキー、ツーリング、ハンティング、ヨットなどなど、多岐にわたります。

 そのレベルも半端ではなく、50歳で始めたスキーはインストラクター並み、ツーリングの愛車はもちろんハーレーダヴィッドソン、その日のディナーのメイン料理である(ご自身が北海道で射止めたという)蝦夷鹿のお肉を食べながら、80歳でも安全に乗れるように最近注文されたというクルーザーのデザイン画をうれしそうに見せてくださいました。 佐藤富雄先生とわたし
佐藤富雄先生とわたし


 舳先には、ルーマニアの紋章と、「ジョニー・ウォーカー」をもじった「トミー・ウォーカー」というデザイン文字が入っています。近々、ロシアのミグ戦闘機に乗るご予定もあるらしく、健康診断では「40歳のカラダ」と診断されたそうです。そうそう、プロのカメラマンでもあるのです。
 こんな大人がいるのであれば、日本も変わるなあと思いました。自分の好きなことを追求して人生を楽しんでいる大人は私のまわりにもたくさんいますが、佐藤先生は最高年齢です。私のほうが刺激を受けてしまいます。


 人生は、自分が本当に好きなことを精一杯やりながら、自分もまわりも楽しむためにあるもので、遊びを極めるためにはそれについての研究も怠らず、同時に、何歳になってもそれを楽しむことのできる資本であるカラダについても手を抜かない・・・・・・すっごく格好いいですよね。
 

東京湾の花火。目の前だった。
東京湾の花火。目の前だった。
このような「人生を楽しんでいる」欧米人にはよくお目にかかりますが、日本人で出会うと本当にうれしくなります。
 遊びも仕事も一生懸命していると、その境界線がなくなり始めます。何事にも一生懸命だと、それがいつのまにかつながり合って、先がひらけていくのね・・・・・・としみじみ感じた花火大会でした。
 それ以外の花火大会は、「花より団子」でした。


2005年6月 浅見帆帆子

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July 2005

 暑中お見舞い申し上げます。
 毎日暑いですね~。わたしは夏風邪をひいて、しばらく寝込んでおりました。珍しく高熱が出て、23日の地震のときもあやうく眠り続けるところでした。

 今月6日と16日に、はじめてサイン会をやりました。お陰さまで、丸善での過去最高記録になったらしく、これも、暑い中並んでくださった皆様のお陰です。

はじめてのサイン会

 このためだけに遠方よりいらしてくださった方、お子さんとご一緒に並んでくださった方、海外からの一時帰国を利用して駆けつけてくださった方、どうしても来られない奥様やご友人の代わりに並んでくださった方、長いことたったひとりで待ってくださった中学生の方、整理券がなくなった後にも並んでくださった方、皆様ほんっとうにありがとうございました。
 ひとりひとりのお話をゆっくりとお聞きしたかったのですが、時間が少なくてごめんなさい(泣)。「すごいことがあったんですっ!」と報告してくださる皆様のエネルギーを感じていると、「ああ~・・・・・・、きっと本当にいろいろな展開や進展があったんだろうなあ」としみじみと感じました。
  ひとりひとりの状況は違っても、すごくよく伝わりましたよ。皆様からのパワーをいただいて、サイン会の後は、帰って元気になったくらいです。

 そうそう、ひとつ不思議なことがあったんです・・・・・・。6日のサイン会のあと、オアゾビル内のイタリアンレストランで打ち上げをしました。メイン料理は「そりゃあブタでしょ!!」ということで、全員イベリコ豚を注文しました。

ダイジョ-ブタです前菜とパスタのあとにイベリコ豚が運ばれてきました。このとき店員さんが「こちらはイベリコ豚です、イベリ子豚ではありません。でもどちらにしても大変おいしいのでダイジョ-ブタです」と言ったんですっ!! 「ん? なに? 今なんて言いました?」とみんなびっくり。スタッフの人たちも含め、誰もダイジョーブタのことは話していません。
 サイン会にいらした方が、このお店に寄って話したのかしら? どなたかなにか知りませんか?

 最後にもう一度、貴重なお時間を割いてくださり本当にありがとうございました。 皆様からいただいたプレゼントは、大切にぜ~んぶ使わせていただきます。  またどこかでお会いできることを楽しみにしております。

2005年7月末 浅見帆帆子

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June 2005 Vol.2

2冊の絵本を出します

 みなさま こんにちは。
 7月6日に初めての絵本を出します。
「わたしの『あなた』はどこにいるの?」
「おかえりなさい、待っていたよ」
 この二冊は、わたしの中ですごく思い入れのあるものになりました。
 頭の中では一年ほど前から絵のイメージがあり、昨年の終わりごろから急に自分の中で盛り上がってきたので、一気に描きあげたものです。
 「わたしの『あなた』はどこにいるの?」は、皆様が送ってくださるお手紙を読んでいるときに浮かびました。20代から40代の女性に一番多い「恋のお話」。みんな心のどこかで自分のパートナーを探していて、「どこにいるんだろう? 本当に見つかるのかしら?」といつも思っているように感じます。
 「おかえりなさい、待っていたよ」は、女の子と会話をするブタが登場します。ダイジョーブタと言います。いろいろな動物を描いてみたのですが、どうしてもブタしか描けない、クマを描いてみても・・・・・・ウサギにしても・・・・・・どうもブタっぽくなってしまう・・・・・・だからブタにしたのです。仕事から疲れて帰ってきたときに、ガランとした一人暮らしの部屋にこんなブタが待っていてくれたらすごくうれしい、と思って描きました。
 未熟なダイジョーブタですが、どうぞよろしくお願いします。

 そして、はじめてサイン会をすることにしました。
今までサイン会はしたことがありませんでしたが、初の絵本なので初のサイン会もいいかな、と思ったのです。詳しくはInformationをご覧下さい。
 皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

2005年6月末 浅見帆帆子

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June 2005 Vol.1

 こんにちは。関東は梅雨入りしましたが、今日も・・・・・・、晴れていますね。
 今が一年中で一番日の長さを感じられるシーズン、まだ夕方の4時くらいかなと思って時計を見ると、7時近いことがよくあります。湿度もなくて、お昼寝にも快適です。
 

知人の家でのバーベキューパーティー
知人の家でのバーベキューパーティー


 さて、来月から雑誌の連載をすることになりました。「美生活」という会員制のライフスタイル雑誌です。
この雑誌、中に使われているインテリアの写真や、雑貨小物のレイアウトで、「ハッ」と感じるページがたくさんあるのです。「藤製の椅子に本が積み上げられている」ただそれだけの何気ないカットにも、全体の色のバランスや背景など、すごく考えられていることがわかります。
「ものすごく考えられているのに無造作(自然)に見える」これが最高に格好いいです。ファッションでもメーキャップでも同じではないでしょうか? 気を張って頑張っているようには見えないのに、なんだか洗練されている、ナチュラルなのに垢抜けている、わたしが「いいなあ」と思うスタイルです。
 そして、小さい頃から洋書のインテリア雑誌を読んで大きくなったので、あの「どのページのどんな小さいワンカットにもうっとりできる」という感覚が、インテリアの雑誌を見るときに、わたしには必要です。たとえば、洋書のインテリア雑誌にリビングルームが写っています。このときに、メインのソファ、クッション、サイドテーブル、ソファの後ろの額・・・・・・などが素敵に見えるのはもちろんですが、ページの端っこに半分切れているように写っている小さな踏み台、部屋の奥に何気なく置かれている布の色、窓の向こうに見えるガーデンの隅においてある「じょうろ」、どれをとっても、何気ないように見えて、ものすごく考えつくされていることがわかります。

「美生活」というのは、その人の外見と内面と行動と、すべてがバランスよく整っている生活だと思います。このような輝いている人たちは、みなさんご自分の中に自分流の哲学のようなものがあり、表現は違ってもベースに流れているものは同じなのです。
 それが自然に染み込んだ生活をしている人は、本当に輝いて見えますよね。そして外見は、そのような生きる姿勢が染み出しているものだと思います。
 自分の生活を本当に楽しむことができているか、本当のわたしなりの「美生活」ってどういうものなのか、わたしもいろいろなことを吸収したいと思います。

2005年6月 浅見帆帆子

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April 2005

仕事部屋 みなさま、こんにちは。久しぶりの更新です。(ごめんなさい!!)
 さわやかなシーズンになりましたね。先週はいろいろな大学で入学式があったらしく、街が大学生であふれていました。桜も満開でみんなニコニコ、「やるぞ~!」という気合まんまんのメールがたくさんの人から届きました。やはりお天気って大切ですね。。

 さて、仕事場もだいぶ自分らしく整い、この数ヶ月仕事ばかりしていました。
 前回の殺風景な部屋に比べて、だいぶ変わったでしょ!?

 今、絵本を描いています。書店では夏に発売ですが、秋に向けて全国のセブンイレブンでも販売する予定です。
 また、「Travel Photo Diary」では、ロンドン・パリ編の続きを近日中に公開する予定ですので、楽しみにしていて下さい。

2005年4月 浅見帆帆子

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January 2005

 明けましておめでとうございます。
お正月はいかがお過ごしでしたか? 東京は大晦日に雪が降ったので、寒かったですね~。

仕事部屋さてさて、前回の更新からずいぶんと時間があいてしまいました。昨年の11月に仕事部屋を借りたので、新年までに部屋の中を整えようとバタバタしていた・・・というのが言い訳です。
今回は昨年の秋に行ってまいりました、ロンドンとパリの日記を更新しました。
また、タラタラとした気楽な日記なので、気楽にご覧下さい。
それでは、今年もよろしくお願いします。
2005年も、皆様のまわりにうれしいことがたくさんありますように。

2005年1月 浅見帆帆子

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