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Q帆帆子さん、こんにちは♪ いつも、本の内容を参考にさせて頂いております。ひとつ質問があって、メールさせて頂きました。帆帆子さんの、美容に関する考え方をお伺いしたいです。今の時代は特に、アンチエイジングとか、「こういうのが美しい」みたいなステレオタイプが、雑誌とかテレビとかで宣伝されていると思います。その基準に当てはまれば何も問題ないですが、そこから外れるととても劣等感を感じやすいと思います。容姿がすべてではないことは勿論ですが、やはり女性としてはできるだけ綺麗になりたいというのが本音でもあります。帆帆子さんは、現実(ありのまま)を受け入れることと、理想を目指すことの比率について、どうお考えですか?(kayo、30代、女性)

A

~浅見帆帆子からの回答~
「できるだけ綺麗になりたい」というのは誰でも持っている共通の思いですよね。
このご質問は……「整形手術」などの範囲まで含めたことを指しているのでしょうか?
もしそうであれば……ということで、私の思うところを書きますね。 
以前、あるTV番組で「一般の女性に現代の整形技術を駆使した結果、
別人のように生まれ変わる」というものがありましたが、
私は、ある意味、あれも「その人の人生を救っている」と思って見ていました。
自分の容姿が心から嫌で、小さい頃からの悩みであり、
それによってまわりから苦しい思いをさせられてきた人にとっては、
それが「整形」という方法だろうと、それによって心が明るくなるのであれば、
それでいいと思うのです。
その人たちにとっては、人生が変わった救いです。
その人たちの苦しみを知らずに、ただ「整形は良くない」と決めつける必要はないと思うのです。
ですが、極端なアンチエイジングなど、
「どう考えてもする必要がない」という範囲の美容法に進み続けると、
おかしなことが起こると思います。
それを実現しても、幸せは感じられないからです。
これは「夢を実現する」ときと同じなのですが、
 「~~になれば幸せになれる」という考え方の順番でそれを始めると、
それが手に入っても、また次に足りないものを探し始めます。
この心理的なサイクルがあるからこそ「極端な美容に手を出す人は、
リピーターになる人が多い」と言われるのでしょうね。
同じ状況でも、自分が活発で、人生を楽しいと思っているときや、
心が穏やかに満たされているときは、
極端な美容方法をためしたいとは思わないはずです。
また、「こういうものが素敵、美しい」というメディアが作り上げたスタイルは、
たしかにいつの時代でもあると思いますが、
本当にそれだけの基準で判断する人は、ほとんどいないと思います。
というのは、たとえば「メディアに映る仕事をしているから「綺麗」とされているけれど、
どこにでもいる人」という人はたくさんいますよね?(笑) 
その逆もあると思います。つまり、メディアの基準は、
「『これが美しい』『これが格好いい』ということにしている」という作られた基準であることが多い、
ということをわかって見ているからです。
どの世界でも、その人自身が輝いていると、
その人の容姿がなにかの基準と合っていようと外れていようと、
「あの人、素敵」という印象になります。
そして、そういう素敵で美しい人は、
なにかの作った美の基準などまったく気にしていない(否定もしていない)自分のスタイルを持っています。
つまり、世間の流行や評判ではなく、kayoさんが自分で感じる「好きな格好」
「好きなスタイル」を実現し、それに向かって楽しく進むことが一番、
その延長に、アンチエイジングや美容の話が出てきても、もちろんいいと思います。

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